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自称「アラブの革命戦士」の総括本を読んで。

 2014-09-08
さて、ここ数日、遠いアラブの地で流血の惨事が繰り広げられ、どちらの正義を
信じるべきなのか?判断材料も、そして、歴史的背景など全く知らないこともあ
って、ただひたすら平和がいつ訪れる
のだろうかと考えさせられる。

そんな、血なまぐさい「アラブの紛争」関係の報道を、連日聞いていて
いや、聞かされ、活字として何気に目に入ってくると(記事の重要性を
問わず)ふと思い出す。

日本赤軍とは何だったのか―その草創期をめぐって日本赤軍とは何だったのか―その草創期をめぐって
(2010/05)
和光 晴生

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そういえば、数十年前に、日本人がアラブの紛争地域において
テロ行為を行い、衝撃を与えたと・・・かすかな記憶がよみがえる。

ただし、俺の生まれる前か、生誕して、数年後の出来事であり
当時のことなど知らない世代なので「ああ~そんなうこともあった
かな?」などと昔を懐かしむことはない。
全く知らないことなのだから。

今では、すっかり、「新左翼の燃えかす=テロリスト」の
烙印を押された彼らの懺悔=総括は、彼ら自身の敗北
宣言であり、資本主義と共産主義の争い(東西冷戦)が
事実上の資本主義の勝利に終わり、イデオロギーの争い
から宗教紛争に変わっていく課程において、いつの間にか
厄介者扱いにされて、その「理不尽な国家の思惑」に対して
愚痴やら、自分たちのやってきたことの「自己反省」、さらに
共に歩んできた「革命戦士の同志」への恨みつらみなど
なるほどねと思っても、全く共感できない「戦争を知らない世代」
の俺。

買ってみて、ぱらぱらと読み、戦争を知らない世代として
読んでみると、有ることに気がつく。

彼ら(革命戦士)は、表向き、志を共に、目的達成のために
ありとあらゆる非合法的手段を用いて、彼らの信じる理想
理念のために、目的を遂行してきたことはわかったんだが

大事なことが抜けている気がした。

自分たちが生まれて育った「祖国」の為ではなく
縁もゆかりもない「アラブの地」へ出向き、虐げられている
アラブ民族のために武器とを取り、革命実行のために
働いてきたわりには、記述されていることすべてが
空虚で、絵空事のようなものしか残らないと言うこと。

しまいには、自分たち革命戦士が「祖国に絶望し」
他国に旅だった後、祖国は高度成長期に入り、いつの
まにか自分たちは、その恩恵を受けることなく
ただの「テロリスト」として非国民扱いを受ける羽目に
なっていたなどと、冷静に自己分析をしているあたり
頭は良いだろうが、何かが足りない。

ぱらぱらと読んでみて、やはり「革命ゴッコ」を
生涯をかけてやっていただけに過ぎないのだなと
なんだかなーと考えさせられた。

その足りない何かとは、俺の思うところ「革命を実行する
にあたり、その革命を起こす土台、思想的な背景が
稀薄で、何よりも、小難しい専門用語を駆使して
俺たちはそこら辺の奴とは違うんだぜと、インテリ風を
ふかしていること自体、鼻持ちならない。

現実を見ているようで、現実を見ていない。
併走し、変動していく世界と、自分たちが
その変化に対応できず、翻弄され、振り回されて
分裂していく様は。。。別に、他意は無いのだが
どうにも、インテリ風を吹かせた革命家気取りの
連中がたどる運命を見ていると・・・・・

自己満足で感傷に浸り、懐古している割には
結局なんの役に立ったんだ?と思わざるを得ない。

ではでは
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