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洋服、散髪、脱刀の明治維新 (制服の明治維新)

 2013-03-25
飛ぶが如くを見ていると、古いものが否定され、
強権的に回が進むごとに新しい価値観、新しい
生き方の導入が行われ、結果的に(最終的に)
時代が「生け贄」を必要とするまでの
流れがあるように見えてくる。

さてNHKの大河ドラマ?を見ていて
いろいろと気になり始めて、最近では
密林通販で古書を探している俺。

洋服・散髪・脱刀 服制の明治維新 (講談社選書メチエ)洋服・散髪・脱刀 服制の明治維新 (講談社選書メチエ)
(2010/04/09)
刑部 芳則

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第一部、第二部という具合に、二部編成になっていて
視聴している内に、次第に第二部が本編であることに
気がつく。
今のこの時代に生まれた人間(日本人)からすると
当時の状況は、視察先の外国のありとあらゆるものを
「試験的」に導入して、試行錯誤の末、日本という
国にあった(合わせた?)システムへと変貌を遂げて
いくのかと思うと・・・少々複雑な気分になる。

緩やかで、社会情勢にあった社会制度の変革などと
いう生やさしいものではなく、すぐにやる。
いかにも、急進的な変革(成果を)望む
幕末を生き抜いた志士らしい。

当然、未知のシステム導入は、維新の成し遂げた
武士階級だけにとどまらず、あらゆる階層に
意識変革、社会変革にたいしての「順応」を
求める。
しかし、幕藩体制からの急速な変革は、矛盾が生まれ
順応できないものは、没落と困窮、圧政をする
新政府に不平不満を抱く。
徳川政府末期において、社会の閉塞感、社会不安に
乗じた「討幕運動」を維新という形で成し遂げた
新政府は、不穏な動きには敏感であり、たとえ
維新の功労者であろうと、自分たちの政権を
揺るがしかねないものたちに対する処断は
容赦しない。
結果、鎮圧して不平不満の野火による延焼を最小限に
とどめ、しかし粛々と制度導入を進める。

権利だの人権などお構いなしに、断行する
維新政府には恐怖すら感じる俺。

これら一連の政治手法(その手段)はまさに
倒幕に関わった志士が旧幕府に成り代わり
新政府の代表として執行しているのであり
明治維新を経てもなお、封建的な雰囲気を
感じ取ることができる。

そんな気がした。

今までのものを捨て、新しいものを「国家」のありと
あらゆるものに導入し、運営する・・・・。

ドラマ中において、制服の制定(取り扱い業者の選定)
において、汚職の話題で「軍服?」が出てくる。
つい数年前まで、討幕運動に明け暮れ、刀を振りかざし
西洋列強の武器商人から武器を購入し、西洋文化とは
縁もゆかりも(そして理解も)なかった下級武士に
すぎなかった彼らが・・

今度は、新国家運営に当たり、攘夷攘夷だと異国人を
敵視し、果ては排斥運動の中で、外国人を殺害していた
彼らが「西洋列強の文化」を取り入れようとしているのだから
滑稽と言うべきか、矛盾していないのか?つい、考えてしまう。

しかし・・・いったん壊してしまったものを認めることなど
できず、むしろ否定し、新国家運営のために生かす。
その課程において、優秀な政治家(志士)が一人また・・
受難し死んでいく。

「時代が必要としなくなり、捨てられていく運命」


明治新政府の喪服改革明治新政府の喪服改革
(2008/10)
風見 明

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文明開化などと簡単に言葉で片付けていいものだろうかと
最近になって、(年をとったせいか)考えさせられる
ほんの、数年前まで、読書などとは無縁の生活を
送っていた俺だけど・・・

つくづく思う。

わからないこと、しらないことは、金と時間を惜しまず
学びも精神を忘れずにいたいものだと。

ではでは

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