蒼き炎を抱き者へ・・・後編
2007-09-09
〜隙間風は、炎を揺らす悪戯をした後、何処か去っていく〜オフラインゲームと違い、オンラインゲームでは
提供されるゲームの世界観によって、ゲームのルール
その価値観などが決定し、電脳の民はそれに従い
各々求める生き方もまた違っていく・・・
その世界を往来するネットゲームプレイヤーの
多くは、他人のプレイなどには目もくれず、また
己自身のプレイスタイルに対してもまた、独特な
価値観を構築していく。だから、他人のことなんて
気にせず、思うがままに生きていると思う。
ましてや、他人に自分自身のプレイ方針に対して
干渉受けることなど、嫌がるものだと思う。
他のゲームにおけるプレイヤー同士のバトル(PK)の
現状など知る由も無いが、運営側の用意したクエスト
依存生活に嫌気をさした一部のプレイヤーは・・・
違った意味での刺激を求め、受身から攻め手へ変貌を
遂げる。たとえ、そのプレイヤーの生き様もまた
ゲーム世界の枠組みと考えてしまえば、白けてしまうが
・・。
しかし、その世界に足を踏み入れたときの緊張感や
新鮮味は、プレイヤーのレベルが上がっていくごとに
醒めていく。そして、電脳世界で出来ることの限界を
知る。
一見、その世界がプレイヤーの望むことが実現可能な
革命的世界で、孤独と殺伐としたネットゲームの世界
に見える世界であっても、世界を作る基は何か?と
考えれば、現実社会では実現不可能、体験不可能な事
の妄想であると言っても、それはあくまでも
私の妄想なのかもしれない。しかし、どんなにマネキンに
憑依し、本体を隠しても、プレイ当初の革新的意識から
高レベルPCに成長する過程では、保守的な意識に芽生え
現状のプレイスタイルからの脱却に対して躊躇する。
何故、躊躇するのか?・・・・
今いる世界での、己自身に対する(他のプレイヤー)
評価、認識、知名度等の変化に対する躊躇かもしれない。
無論、最初から、異質に移ることを確信したプレイを
意図的にする場合は・・躊躇などするわけが無い。


